のぼログ

クライミング記録

インドア・ボルダリング練習帖読んだ

 

指を怪我したので、ちゃんとしたテーピングの仕方、アイシングの方法を知りたいなぁと思っている矢先に本屋でこちらを見つけ、細かく書いてあったので (買ったのは kindle 版だけど)  購入しました。

正しいアイシングの方法が記載されていたのは意図通りであり、それに加えて「なぜ冷やすのか」という理屈も書いてあったのが参考になりました。ジムでしゃがんで手をバケツに入れる光景をよく見ますが、あれは効果が薄いのですね...

 

他にも思わぬ収穫がありました。

前半のムーブの解説は、まぁ何年か遊んでいればスタッフに話を聞けたり実践できたりするので、そこまで新しい発見はなかったのですが、最後に付録のように付いている(そこまでカラーだったけど突然白黒になっている)『フィジカルトレーニングでもっとレベルアップ』という項目が熱かったです。扱いと反比例して中身は濃ゆいです。

この(項目のナンバリングすらされていない)章は、以下の解説をしています。

  • 分離と共同
  • エクササイズフォームを見直そう
  • 肩甲骨と背骨の可動域を広げるための5分間メニュー
  • 動く準備に最適なアクティブストレッチ3種目
  • 3分でできる簡単フィジカルチェック
  • ストレッチポールリセットコンディショニング
  • 力の吸収(ローディング)と力の発揮(アンローディング)

一般的なストレッチや筋トレ本は世に出回っていますが、クライミングに特化して、この辺りを解説しているのは珍しい & 普通にジムに行っているだけでは知り得ないものでした。

 

この項目の中でも、一番最初の項目である「分離と共同」に書いてあるファンクショナルトレーニングの考え方は是非取り入れて、怪我なく効率的にパフォーマンスを発揮出来るところを目指したいものです。

特に、週1クライマーの自分には回数を多く登るという事が出来ないので、効率的にトレーニングやストレッチをしないと、ただ悔しい思いをするばかりです。もう年ですし。 楽しければいいじゃないか!と思いながらも、より楽しむためにはこの辺りを抑えておくともっと楽しく出来ますね。